進路を考え始めたのは中学3年の秋。私が通っていた中学校は中高一貫校だったので、この時期になると先生方は大学受験の話を始めるのだ。
皆がとりあえず医学部目指す、とか心理学面白そう、とか言っている中、私は漠然と「通訳に何となく憧れてるから英語を専門的に勉強したい」なんて思っていた。その年の夏休み中にイギリスに行って、英語を話すことに少し自信が持てるようになったゆえにそのような考えだったのだろう。英語を話せれば何処でもやっていける、と信じきっていたし。

 しかし、当時の担任の先生の言葉で考えは大きく覆された。

  「英語だけでは成功しないわよ。これからは英語のほかの外国語も操れるのが当たり前になってくるから。」

 それをきっかけに「英語を学ぶ」ことから「言語を学ぶ」ことに関心がシフトチェンジした。世の中は英語を母国語にしない人のほうが大半を占めるし、母国語の違いそのものが考え方の違いを生むことも知って、色々な言語を話せるようになりたいという気持ちが強くなっていった。

そこでフランス語を専攻にしたいと思ったのは、やはりユーロ圏だけでなくアフリカやカナダで広く話されていることが一番の理由。フランス語が話されている地域は、暑いところも寒いところもある。経済的に豊かなところあれば貧しいところもある。色々なバックヤードで育ってきた人々と話すチャンスが生まれるのがフランス語の強みなのだ。

そして個人的な話になるが、フランスの食文化(とくに洋菓子)やクラシック音楽に関心が強かったこともある。昔から読書が好きだったということもあり、自然と気持ちがフランス文学に向かっていき、文学も文化も学べるフランス文学科を志望することにした。

今では中級レベルのフランス語を学んでいる。まだまだ学ぶべきことが多い。

そんな中、最近はフランス語で作文を書くと、ネイティブの先生からは「書くことに熱意がある」と評されることが多くなった。私にとって語学を学ぶ喜びとは、自分なりに文章を書ける喜びなのかもしれない、と気づき始めた。

 

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みーちゃん

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